アイディーは英語が「もっと」書けるようになりたい人を見ている

アイディーで英語を書くことに自信がつく。アイディーには英語が「もっと」書けるようになる仕組みがある。アイディーは英語が書けるようになりたい人を見ていない。したがって、アイディーは英語が「もっと」書けるようになりたい人を見ている

アイディーで英語を書くことに自信がつく

アイディーはいつでも書ける。アイディーはたくさん書ける。アイディーはいろいろ書ける。したがって、アイディーで英語を書くことに自信がつく

アイディーはいつでも書ける

アイディーは世界中で活躍する英語教育のプロフェッショナルが協力して運営する「オンライン英文添削」サービスだ。手元のデバイスを使っていつでも英文を書き、その添削を受けられる。

アイディーで書いた英文は、ネイティブ以外にも英語の翻訳家や通訳者などが添削する。これらの講師は世界中にいるため、時差を利用して日本時間の夜でも添削を可能にしている。

英文を添削してもらうときは、添削する「講師」と「方法」の四つの組み合わせから一つを選ぶ。「講師」は「ネイティブ」または「英語専門家」が選べて、添削結果はネイティブなら英語、英語専門家なら日本語になる。

f:id:findep:20201121153404p:plain

「方法」は「学べる添削」か「お手軽添削」が選べる。これらの違いは英文を添削してもらう目的にある。

学べる添削は添削結果に詳細な解説が付いていて、文字通り「学び」が目的になる。それに対して、お手軽添削の添削結果ではシンプルな解説が付いているだけなので、英文法やスペルのチェックといった「校正」が目的になる。

英文を入稿するときに「英語専門家」による「学べる添削」を選ぶと、英文の日本語訳を一緒に入稿しなければならないのが若干の手間になる。

アイディーはたくさん書ける

アイディーの料金プランには「ポイント支払い(都度利用)」と「定期券支払い(定額利用)」の二つがある。定期券支払いは料金だけでなく一日に入稿できる単語数も決まっているが、単語数が少ない50単語プランであっても十分な分量がある。

実際、競合するHiNative Trekでライティングする英文が30単語前後だから、英語を書くことに慣れていないと、50単語の英文を書くことにはそれなりの時間がかかる。

定期券支払いでは一日に入稿できる単語数が決まっているが、決められた単語数を超えて英文を書いた場合は、超過した単語数に応じてアイディーのポイントを支払えば入稿できる。

このポイントは「ポイント支払い(都度利用)」でも使われているポイントで、購入またはキャンペーンで付与されたときにたまる。また、新規登録したときにもポイントは付与されるので、定期券支払いを選ぶ場合は単語数が超過したときに消費するといい。

ポイント支払いを毎日使っていると割高になるので、試しにアイディーを使ってみるときや、英文の校正を依頼したときに使うのがいいだろう。

アイディーはいろいろ書ける

アイディーでは七種類の英文が書けるため、いろいろな英語を書くトレーニングになる。

具体的には、自由度の高い「英語日記課題」「自由英作文課題」「持ち込み英文」と、基礎的な英作文の「日替わり英作文課題」「和文英訳課題」「写真描写課題」、ビジネスでも使える「英文Eメール課題」がある。

このうち「日替わり英作文課題」と「英文Eメール課題」は毎日新しい課題が配信されていて、「自由英作文課題」「和文英訳課題」「写真描写課題」は不定期で新しい課題が配信されている。

アイディーには英語が「もっと」書けるようになる仕組みがある

英語を自由に書いても添削してくれる。英文を業界最安値で添削してくれる。スピーキングでライティングを助けてくれる。したがって、アイディーには英語が「もっと」書けるようになる仕組みがある

英語を自由に書いても添削してくれる

「英語日記課題」「自由英作文課題」「持ち込み英文」のようにカタチが決まっていない英文でも、アイディーは添削してくれる。

例えば、HiNative Trekならこのようにカタチが決まっていない英文の添削は受けられない。ビジネスメールみたいなカタチが決まっているものには強いが、日記みたいに人によって表現方法がバラバラなものは苦手だ。

アイディーはその逆で、「英文Eメール課題」はあるものの、課題を解くための知識コンテンツが分かれているため、アイディーだけでビジネスメールの書き方を学ぶのは難しい。

英文を業界最安値で添削してくれる

英文を添削するとき複数の英文を同時に添削することはできないから、添削する人の作業効率は上げにくく需要に対する供給が間に合わない。そのため、英文添削サービスの料金は高くなりがちだが、アイディーは添削をネイティブに限定しないで受け皿を大きくしているため、業界内でも最安値に近い料金になっている。

アイディーの定期券支払いは、一日50単語で5,478円から利用できる。これはHiNative Trekの19,600円の三割料金である。

アイディーを使って継続的に英語を書きたいときは、「定期券支払い(定額利用)」から料金プランを選んだ方が安い。定期券支払いの料金プランは八つに分かれている。

八つのプランは主に「添削方法」「書ける英文」「単語数」の組み合わせが異なる。

「添削方法」の料金プランは「学べる定期券」と「お手軽定期券」が選べて、学べる定期券なら「学べる添削」も「お手軽添削」もできるが、お手軽定期券では「お手軽添削」しかできない。だから、料金も学べる定期券>お手軽定期券である。

「書ける英文」は「スタンダード」と「ライト」に分かれていて、どちらも「英語日記課題」「日替わり英作文課題」「自由英作文課題」「和文英訳課題」は書けるが、「持ち込み英文」「写真描写課題」「英文Eメール課題」はスタンダードだけが書ける。

「単語数」は「一日100単語」か「一日50単語」を選べる。100単語または50単語を超えてしまっても、超えた分だけポイントで支払うことができる。

「添削方法」を学べる定期券、「書ける英文」をスタンダード、「単語数」を一日50単語にしても10,780円だから、HiNative Trekよりも一単語あたりの料金は安い。

スピーキングでライティングを助けてくれる

「書ける英文」をスタンダードの料金プランにすると、「英文読み上げ機能」が使える。この機能を使うと添削結果のスピーキングもトレーニングできるから、ライティングだけをトレーニングするよりも効率がいい。

英語のライティングは、英語を「書く」「学ぶ(添削)」「使う」のサイクルで進めていく。「使う」はもちろん次に英語を書くときにも使えるが、ライティングでしかアウトプットしないと使う前に忘れてしまう。

アイディーは英語が書けるようになりたい人を見ていない

英語の書き方を教えてくれるなら英語が書けるようになりたい人を見ている。アイディーは英語の書き方までは教えてくれない。したがって、アイディーは英語が書けるようになりたい人を見ていない

英語の書き方を教えてくれるなら英語が書けるようになりたい人を見ている

英語を書けない人が英語を書けるようになるためには、英語の書き方を教えてもらわないといけない。英文法や英単語の知識があっても、英語の論理構造も知らないと書けないし、ビジネスメールのようにカタチが決まったものもあるからだ。

英語は日本語とは正反対で低コンテクストな言語だ。だから、主張をするなら理由をセットで説明しなければならない。日本語のように「察する」ことが一般的ではない。

アイディーは英語の書き方までは教えてくれない

アイディーはいろいろな英文が書けて、その中には英語を自由に書けるものもある。しかし、それらは英語を書く枠組みを与えているだけで、英語の書き方を教えることとは違う。

英語を書く枠組みとは「このようなテーマで英語を書いてください」といったことで、「このように英語を書いてください」「このような英文はこのように書きます」ではない。

アイディーは、英語が書ける人に向けて「格差社会を解決するためにやるべきこと」や「食事を健康面から評価すること」といった枠組みを与えることで、考えて学ばせる仕組みになっている。

この仕組みをうまく使えば、英語が「もっと」書けるようになることは間違いない。

しかし、英語ライティングの立ち上がりからアイディーを使うよりも、HiNative Trekのようにライティングを始める「きっかけ」づくりがうまいサービスを使って、慣れてきたところでアイディーに切り替えるのがベターな方法だと思う。