アイロテックのプレートは自宅トレーニングでも成果に通じている

アイロテックは自宅トレーニングのためにある。アイロテックは後からプレートだけを買える。自宅でも高重量コンパウンドで成果を求められる。したがって、アイロテックのプレートは自宅トレーニングでも成果に通じている

アイロテックは自宅トレーニングのためにある

アイロテックはトレーニング器具のブランドだ。本格トレーニング器具なのに価格が高くない。大型商品でも納品までに時間がかからない。したがって、アイロテックは自宅トレーニングのためにある

アイロテックはトレーニング器具のブランドだ

「アイロテック」とは、株式会社スーパースポーツカンパニーが販売しているトレーニング器具のブランド名である。

スーパースポーツカンパニーは大阪に拠点を置いていて、「アイロテック」ブランドでバーベルやダンベルから、ベンチ、ラック、マシンなどのトレーニング器具を販売している。

本格トレーニング器具なのに価格が高くない

企業は販売チャネルを広げることで売り上げを増やすことができるが、消費者は中間業者への販売マージンを負担することになるので支出が増える。アイロテックは販売チャネルを限定することによって、本格トレーニング器具でも価格が高くならないような仕組みをつくっている。

実際、アイロテックの販売チャネルは通信販売かつ直接販売に限定されている。だから、アイロテックの商品を買いたいと思っても、アイロテックのウェブサイトかアマゾンや楽天市場に出店しているアイロテックからしか買えない。

アイロテックは卸売業者との取引や代理店との契約をしておらず、ショールームも持たない。だから、アイロテック商品の良しあしはウェブ情報だけで判断するしかないが、中間業者との取引をなくすことで消費者へ還元していることがブランド価値を上げている。

それから、アイロテック商品をアイロテックのウェブサイトから買うとポイント還元率は1%(GMOポイント)しかない。しかし、アマゾンでは還元率が3〜10%になったり、楽天市場のポイントアッププログラムをうまく使えば高い還元率が期待できる。

大型商品でも納品までに時間がかからない

アイロテックは商品を日本に在庫している。だから、ベンチやラックといった大型の商品でも、在庫があれば納品までの時間がかからない。

トレーニング器具は大型かつ重量があるが、在庫があるときは注文の当日または翌日には発送が手配され、東京なら発送の翌日には納品される。アマゾンや楽天市場で買ったときも同じで、発送はスーパースポーツカンパニーが行っているため納期は変わらない。

また、アイロテックの商品について問い合わせをすると、在庫(現物)を確認して細かい仕様を教えてくれたり、丁寧な対応を期待できる。これは代理店にはできない魅力である。

アイロテックは後からプレートだけを買える

バーベルやダンベルには二種類の規格がある。アイロテックの商品はセットも単品も買える。後から買い足してもデザインに違和感がない。したがって、アイロテックは後からプレートだけを買える

バーベルやダンベルには二種類の規格がある

バーベルはプレートを付け替えて使うものだが、自宅トレーニング用のダンベルもプレートを付け替えて使うものが多い。そして、これらのトレーニング器具では、プレートを付ける部分(「スリーブ」という)の太さに(主に)二種類の規格がある。

代表的なスリーブ径は50mmと28mmの二種類だ。50mmはジムにある本格的なバーベルのスリーブ径と同じである。28mmは自宅トレーニング用がほとんどで、ジムではあまり見かけない。

一般的に、ジムでは「オリンピックシャフト」といわれる長さが220cmで重さが20kgのバーベルシャフトが使われている。これはオリンピック種目「ウエイトリフティング」でも使われているものだ。

それでは、なぜスリーブ径が28mmのバーベルが自宅トレーニング用として使われているのかといえば、構造が簡単だからだと言えるだろう。

スリーブ径が50mmのオリンピックシャフトの手で握る部分(「グリップ」という)の太さは28mmである。つまり、オリンピックシャフトは太さが28mmの金属の棒に回転機構を持つスリーブを付けたもの、というのがザックリした理解になる。

だから、オリンピックシャフトから回転機構を持つスリーブを外すと(もしくは付けなければ)スリーブ径が28mmのシャフトになる。そのため、スリーブ径28mmのバーベルはプレートが回転しない。

以上から、50mmシャフトは28mmシャフトよりも価格が高くなることが分かる。もし、自宅だけでなくジムでもトレーニングをする場合や、将来的には自宅でも50mmシャフトを使いたい場合でも、28mmシャフトのグリップ径は50mmシャフトと同じだから28mm↔50mmの違和感は少ないはずだ。

ところで、スリーブとグリップの太さが25mmのシャフトもあるが、プレートが代表的な規格と互換性を持たなかったり、握ったときに違和感が出たりもするので推奨できない。

アイロテックの商品はセットも単品も買える

アイロテックのバーベルとダンベルには、スリーブ径が50mmのものと28mmのものの二種類がある。そして、いずれもセット(シャフトとプレート)でも単品(シャフトまたはプレートだけ)でも買えるようになっている。

バーベル(ダンベル)シャフトには「長さ」や「形状」といった選択肢がある。例えば、28mm径のバーベルの長さは160〜200cmが選べるし、シャフトの形ではEZバーやWバーがある。

プレートは1.25kg単位で調整できるようになっている。実際、プレートには20kg、15kg、10kg、5kg、2.5kg、1.25kgの六種類があり、それぞれでラバープレートとアイアンプレートが選べる。

後から買い足してもデザインに違和感がない

アイロテックは50mm径にも28mm径にも力を入れていて、シャフトやプレートの種類も豊富だ。50mm径は「黒」、28mm径は「赤」を基調としたデザインで統一されているから、アイロテックで統一すると満足度が高い。

実際、最初に28mm径の60kgダンベルセットを購入してから、5kgプレートを八枚追加した。その後、ショートバーベルを追加したことで高重量が使えるようになり、20kgプレートを四枚追加した。ベンチやプレートラックもアイロテックでそろえているが、デザインには非常に満足している。

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ショートバーベルのスリーブはカラーを考慮すると20〜23cmしかないため、厚みが5cmある20kgプレートは八枚までしか付けられない。しかし、それでも最大重量はシャフト込みで168kgになる。

アイロテックのウェブサイトにはシャフトやプレートの重量が細かく記載されているので、このような計算も簡単にできる。

自宅でも高重量コンパウンドで成果を求められる

トレーニングの成果はトレーニングの生産性に比例する。高重量コンパウンドはトレーニングの生産性が高い。したがって、自宅でも高重量コンパウンドで成果を求められる

トレーニングの成果はトレーニングの生産性に比例する

人生でトレーニングにかけられる時間は有限だから、理想の体をつくりたいならトレーニングの生産性を上げなくてはならない。

筋肉は若ければ若いほど付きやすい。これは歳をとってからのトレーニングがムダだと言っているのではなく、明日よりも若い今日にトレーニングをするべきだという主張だ。

無論、体が疲れていたり睡眠が足りていないなら休息を優先するべきだから、トレーニングができるときは「そのトレーニング」の質にこだわるべきだろう。

高重量コンパウンドはトレーニングの生産性が高い

高重量のコンパウンド種目は一つの種目で複数の筋肉を鍛えられる。だから、高重量のコンパウンド種目は効率的であり、トレーニングの生産性が高いと言える。

コンパウンド種目は日本語で「多関節運動」といわれるように、二つ以上の関節を同時に動かす種目だ。トレーニングで鍛える筋肉は「骨格筋」だが、骨格筋は関節をまたぎ骨に付いているため、関節を動かすことで骨格筋が動き、筋肉が収縮するのである。

ところで、筋肉は収縮することしかできないため、縮んだ筋肉を伸ばすためには別の筋肉を収縮させなければならない。この別の筋肉を「拮抗筋」という。例えば、上腕二頭筋を収縮させたとき(肘を曲げたとき)、肘を伸ばすためには上腕三頭筋を収縮させている。

それから、筋肉の収縮には「コンセントリック収縮(短縮性収縮)」と「エキセントリック収縮(伸張性収縮)」、「アイソメトリック収縮(等尺性収縮)」がある。

コンセントリック収縮は筋肉が縮むときの力で、エキセントリック収縮は筋肉が伸びるときの力、アイソメトリック収縮は筋肉が伸びも縮みもしない状態での力である。

筋肉の「収縮」は奥が深いので、しっかりと理解していくとトレーニングの質も上がっていくだろう。

コンパウンド種目に対して、「アイソレーション種目(単関節運動)」は一つの関節しか動かさない種目だから、一回の動作で動く骨格筋も一つだけになる。

また、コンパウンド種目は複数の筋肉を同時に鍛えられるが、複数の筋肉に負荷が分散してしまうため、高重量にすることで複数の筋肉にもしっかりと負荷を与えることができる。

逆に、コンパウンド種目は複数の筋肉を使って重量を上げるものだから、アイソレーション種目よりも高重量を上げることができるとも言える。