鎌倉シャツのイージーケアと衣類スチーマーは最高の組み合わせだ

鎌倉シャツのイージーケアは現代のクラシックである。衣類スチーマーは鎌倉シャツのイージーケアには十分すぎる。あらゆるコストを削減してクラシックを再現できる。したがって、鎌倉シャツのイージーケアと衣類スチーマーは最高の組み合わせだ

鎌倉シャツのイージーケアは現代のクラシックである

鎌倉シャツはクラシカルなシャツに強い。イージーケアでもクラシックである。特許があるからまねできない。したがって、鎌倉シャツのイージーケアは現代のクラシックである

鎌倉シャツはクラシカルなシャツに強い

鎌倉シャツは服装が分かる人をターゲットにしている。だから、クラシカルな服装を再現するためには抜かりがなく、鎌倉シャツが作るシャツはクラシックの本道である。

鎌倉シャツのモットーは「世界で活躍するビジネスパーソンをシャツで応援する」ことだ。鎌倉シャツは「世界で活躍するビジネスパーソン」を「洋装のルールを理解、実践してビジネスの場で活躍する人」としているから、鎌倉シャツのターゲットはクラシックを理解している人である。

それから、鎌倉シャツは1993年の創業から世界に唯一無二の最高のシャツ作りにまい進してきた会社で、「唯一無二のシャツ」の条件の一つに「素材」を上げている。

今でこそ鎌倉シャツはシャツ以外のアイテムも作っていて「ウール」や「カシミア」といった素材にも力を入れているが、鎌倉シャツの定番はコットンで作られたベーシックシャツであり、このことからもクラシカルなシャツ(=コットンで作られたシャツ)にこだわりがあることが分かる。

イージーケアでもクラシックである

クラシカルなシャツはコットンで作られる。このルールを壊してでも鎌倉シャツは現代の要請に答える必要があった。それでもクラシックにこだわる鎌倉シャツが作ったのが、見た目や着心地はコットンシャツと変わらない品質の(=クラシカルな)イージーケアシャツである。

鎌倉シャツは唯一無二の条件の二つ目に「縫製」を上げている。ベーシックシャツで証明された丁寧で立体的な縫製技術はイージーケアシャツでも変わらない。既製シャツではトップクラスの着心地が保証されている。

それから、鎌倉シャツのイージーケアシャツは唯一無二の条件三つ目である「挑戦」そのものでもある。こだわりの「素材」と熟練した「縫製」に新しい「挑戦」をして生まれたのが、鎌倉シャツのイージーケアシャツだ。

特許があるからまねできない

鎌倉シャツが「イージーケア(機能性)」と「クラシック(伝統)」というある種矛盾した条件を満たすために開発した素材(糸)は、特許が取れるほどの挑戦であった。

鎌倉シャツのイージーケアシャツには「パルパープレミアム」という糸が使われている。このパルパープレミアムは2019年に特許を取得していて、鎌倉シャツ以外の会社は使うことができない。

パルパープレミアムを使った生地の最大の特徴は、イージーケアシャツの目的である洗濯後の形状安定性である。一般的に、シャツに形状安定性を持たせるためには素材にポリエステルを使ったり生地に薬品処理をするといった方法が考えられるが、これらの方法では見た目や着心地が犠牲になりやすい。

それに対して、パルパープレミアムは「芯」となる再生ポリエステルにコットンを巻き付けて作られる「糸」であり、パルパープレミアムの表面はコットンである。だから、パルパープレミアムから織られた生地で作られるシャツは、見た目や着心地がコットンで作られるシャツと変わらない。

衣類スチーマーは鎌倉シャツのイージーケアには十分すぎる

衣類スチーマーの目的は「時短」である。ベーシックシャツでもしわが取れる。鎌倉シャツのイージーケアは形状安定性が高い。したがって、衣類スチーマーは鎌倉シャツのイージーケアには十分すぎる

衣類スチーマーの目的は「時短」である

そもそも衣類スチーマーの目的は「しっかりしわを取ること」ではなく、「しわを取る時間を節約すること」にある。だから、新品のようにのり付けされたシャツを着たいなら、時間をかけてアイロンがけをするかクリーニングに出すべきだ。

衣類スチーマーではしわが取れないという人がいるが、それは「しわ取り」に求める基準が高く、「しわを取ること」を重視しているからだ。衣類スチーマーはアイロン台を使ったプレスよりもしわが取れないことは事実だが、しわが取れること自体は事実である。

近年、衣類スチーマーがアイロンに代わって普及してきた背景には、洗濯後にハンガーを使って干した衣類に対して、そのままの状態でしわ取りができることの価値が認められてきたからだ。

衣類スチーマーの性能が上がったとはいっても、アイロンでプレスするようにしわが取れることはない。しかし、それ以上にアイロン台を準備する手間やハンガーからの掛け外しといった手間を省けることが人気の理由である。

ベーシックシャツでもしわが取れる

衣類スチーマーは「しわがないこと」を重視する人には向かないが、「しわがないこと」よりも時短を重視する人だったら、形状安定性のない鎌倉シャツのベーシックシャツにも使える。

2022年2月現在、パナソニックの衣類スチーマーの上位モデルである「NI-FS770」を使っているが、鎌倉シャツのベーシックシャツでも外に着ていけるレベルまでのしわ取りができている。

アイロンとアイロン台を使ってプレスしたときよりもしわが取れていないことは事実だが、衣類スチーマーでしわ取りをしただけでも外に着ていける(左がベーシックシャツで右がイージーケアシャツ)。

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鎌倉シャツのイージーケアは形状安定性が高い

シャツの形状安定性は、アパレル製品等品質性能対策協議会が定める基準の通称「ウォッシュ&ウェア性」によって1.0級から5.0級までで評価できる。鎌倉シャツのイージーケアシャツはこのウォッシュ&ウェア性で3.5級を獲得している。

世の中で「形状安定シャツ」として売られているシャツは、ウォッシュ&ウェア性で3.2級以上を獲得している。だから、鎌倉シャツのイージーケアシャツが獲得している3.5級は、形状安定シャツの基準値よりも形状安定性が高い。

ウォッシュ&ウェア性が3.2級のシャツで洗濯後のしわカット率が50%、4.0級のシャツでは90%とされている。だから、イージーケアシャツ(3.5級)のしわカット率は70%前後といったところだろう。実際は衣類スチーマーを使わなくても、洗濯後にしわを伸ばして干せばそのまま外に着ていけるくらいの性能はある。

あらゆるコストを削減してクラシックを再現できる

衣類スチーマーはランニングコストがかからない。イージーケアの付加価値コストがあまりにも低い。イージーケアは既製シャツでトップクラスにクラシックだ。したがって、あらゆるコストを削減してクラシックを再現できる

衣類スチーマーはランニングコストがかからない

衣類スチーマーにかかるコストは最初に買うときのイニシャルコストを除くと、スチームのための水道代や動かすための電気代くらいで、ランニングコストはほとんどかからない。

それに対して、シャツをクリーニングに出せばクリーニング代がかかるし、クリーニング屋への往復時間もかかる。時間という観点ではアイロンがけも衣類スチーマーより高コストだ。

それから、アイロンにはアイロン台が必要だから、アイロンとアイロン台を置くスペースが必要になる。衣類スチーマーにはアイロン台が必要ないから、衣類スチーマーを置くスペースだけでいいこともコスト削減になっている。

イージーケアの付加価値コストがあまりにも低い

鎌倉シャツのイージーケアシャツは、クラシックなベーシックシャツの見た目や着心地はそのままに、洗濯にかかる手間を最小化できる価値を付加したものだ。それにもかかわらず、その付加価値にかかるコストが低い。

鎌倉シャツのベーシックシャツは5,900円とそれだけでもリーズナブルだが、イージーケアシャツの6,900円は付加価値コストをわずか1,000円に抑えている。

しかも、鎌倉シャツではふるさと納税を使った寄付でギフトカードがもらえる。還元率は30%に固定されているが、100,000円を寄付すれば30,000円分のギフトカードがもらえるから、実質負担は2,000円でイージーケアシャツを四枚買うといったことができる。

イージーケアは既製シャツでトップクラスにクラシックだ

何度でも言うが、鎌倉シャツが作るシャツはベーシックもイージーケアもクラシックの本道であり、既製シャツではトップクラスにクラシカルなシャツだ。そして、イージーケアシャツはベーシックシャツから見た目や着心地は変わらない。素材にコットンではなくパルパープレミアムを使っているという事実と、1,000円の価格アップだけがベーシックシャツから変わる点だ。

例えば、シャツは下着であるという前提から胸ポケットを付けないことや「裏前立て」「背ダーツ」といった作りは、こだわりを持ってオーダーシャツを作るときに考える仕立てで、鎌倉シャツ以外の既製シャツで当然のように備えているものは非常に少ない。

鎌倉シャツのイージーケアシャツが「イージー」なのは手間(ケア)だけで、それ以外はオーダーシャツに近い水準にクラシカルで丁寧かつ立体的に作られている。安い形状安定シャツならいくらでもあるが、低価格と高品質を両立した形状安定シャツは鎌倉シャツのイージーケアシャツだけだ。